マルチコプター: FPVレースの世界

マルチコプターによる FPVレースに興味をもった tiger22が、個人的にFPVとFPVレースに関連する情報を集めて蓄積するためのブログです。玉石混淆、できるだけ多くの情報を集めたいと思っています。

2.4GHz FPV がこれからの主流になる?

日本で FPV飛行を合法的に行うには、「アマチュア無線でRC FPVを楽しむ」に詳しく書かれていますように、アマチュア無線の免許をとって 5.6GHz無線局を開局するというのが、これまでは一般的だったと思います。

しかし、アマチュア無線の免許をとり、無線局の開局申請をするというのは、ちょっと FPV で遊んで見たいという人にとっては、正直言って面倒くさくて手を出しにくいと思います。実は私もその1人で、いまだにどうしようかと悩んでいます。(^_^)


もっと簡単に FPV を楽しむ方法はないのか。・・・あります。
2.4GHz の電波はもともとラジコン用の電波なので、この電波でテレメトリとビデオ伝送もやってしまえば良いのです。

実際に、エアステージさんで販売されている WALKERA DEVOF7DS 2.4Ghz 7CH送信機WALKERA TX24D-01-U 2.4GHz ビデオ送信機をセットで使えば、アマチュア無線局を開局せずに、誰でも合法的に FPV を行うことができます。ただし、このセットはビデオ映像の伝送距離が比較的短い等の欠点があるようです。


ところが昨年秋、あの DJI が 2.4GHz のハイビジョン・デジタルビデオ伝送システムを国内発売しました。今では、その性能の良さですっかり有名になった Lightbridge(ライトブリッジ)です。




Lightbridgeでは、機体のコントロールもビデオ伝送も 2.4GHz で行います。単一電波でコントロールするため、電波干渉問題も少なくなります。画像はハイビジョンですし、遅延が少ないので FPV 飛行に最適です。電波も遠くまで飛び、技適認証も取得済みです。ただ、ホビーユーザーから見れば、価格が高すぎるという問題がありました。

ところが・・・。もうすぐ DJI から発売される新型 Phantom 3 には、最初から Lightbridge が搭載されています。さらに、驚きの低価格で販売されます。
ご存じのとおり Phantom はビギナーでも飛ばしやすいと評判のクアッドで、空撮クアッドでは世界で 1番売れています。




また、今月末に国内発売予定の Parrot Bebop Drone も注目の空撮・FPV機です。これまたビギナーをターゲットにしています。どうせ買うなら、スカイコントローラ付きが良いでしょう。
これも 2.4GHz電波を使用できますが、イタリアからは、街の中では 400~ 500mを越えると接続が不安定になるという報告がされています。



そして私が今、最も関心を持っているクアッドが、3DR SOLO です。
米国では5月、世界各地では 6~ 7月の発売が予定されています。これもまた、操縦、ビデオ送信、テレメトリのすべてを 2.4GHzでコントロールします。
国内で電波法認証されたものが発売されるかどうかは今のところ不明です。しかし、性能的には Phantom 3 を軽く超えるようですから、ぜひ日本での発売を期待したいと思います。


上述のように、今年のマルチコプター市場では、超有名な DJI、Parrot、3DR の3社がその主力機種に、一斉に 2.4GHzデジタルコントロール・システムを投入して来ました。どれもまだ発売前なので、もう少し情報収集してそれぞれの長所短所を知る必要があるでしょう。初期トラブルも心配です。

余談ですが、3DR社の保証制度は傑出していて、購入後30日以内に返品すれば代金を返金してくれますし、機体のトラブルで墜落して壊れた場合等は、無償で交換してくれます。スゴイですね~! 3DRだけは、初期トラブルを心配する必要がないかもしれません。

さて、話を 2.4GHzに戻しますと、私にはこの 3社の動きが一過性のものとは思えません。他のメーカーも追随するのではないでしょうか。
そして、これからの FPV は、2.4GHzが主流になるのかも知れません。

これからの各社の動きに注目して行きたいと思います・・・。






[ 2015/04/19 19:00 ] 2.4GHz FPVの可能性 | TB(0) | CM(4)
tiger22さん、こちらには久しぶりにおじゃまします。精力的な情報収集にはいつも頭が下がります。

>2.4GHz の電波はもともとラジコン用の電波なので、

私も電波に関しては素人で、ネットで調べられる程度の知識しかありませんが、そうでしたっけ?

「産業(Industry)、科学(Science)、医学用機器(Medical)がこの電波周波数帯を利用するため、それぞれの頭文字をとってISMバンドともいわれる」
いろんな用途に使用するために設けられた汎用の周波数帯に、ラジコンも便乗させてもらっていると思っていましたが、私の勘違い???
実際この周波数帯を使う機器の台数の比率で言うなら、ラジコンの送信機は微々たる数字になるように思います。

この周波数帯が最も使いやすいのはtiger22さんがおっしゃる通りだと思います。

操縦、テレメトリや大きな負荷を伴うビデオ送信までできる Lightbridge ってすごいですね。FPVレースなどで同時に多数の機器を同じ周波数帯で動かしても遅延が発生しないのか、今後の報告に期待ですね。
[ 2015/04/21 10:23 ] [ 編集 ]
結果から申し上げると、現時点の2.4でのレースは出来ますが、ユックリと散歩レースになるでしょう。Lightbridgeでの運用は空撮目的なら最高ですがレイテンシーが有るので、ハイスピードレースは無理です。
またLightbridgeは近接で3台運用は不可能(画面がフリーズする等)
wifiの多い地域での使用も要注意ですから、現在は2.4=空撮5.8=レースみたいな状況は暫く続くと思います。
最近の国内レースもレベルが上がってきて70-80km出してる人もいます。
遅延なんて恐ろしくて.....
無論5.8ghzの合法ATV使用です。
[ 2015/04/21 13:42 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
はまちゃん、お久しぶりです。(^_^)

おっしゃるとおりです。私の書き方がいいかげんでした。
申し訳ありませんでした。


[ 2015/06/14 08:44 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
yn61さん、こんにちは。

詳しいご説明をありがとうございます。
やはり、2.4Gは遅延がヒドイのですね。
米国あたりでは、電波の直進性を嫌ってか、1.3Gを使う場合も多いようです。

私はシミュレータで遊んでいますが、これもやはり慣れですね。
毎日10分ほど飛ばしているだけですが、少しずつ上達するのが自分でもわかります。(^_^)


[ 2015/06/14 08:49 ] [ 編集 ]
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Author:tiger22
「艦船プラモとRCマイクロヘリが好き!」管理人の tiger22です。メインブログは「艦船プラモと...」の方で、こちらは親ブログからスピンアウトした、最先端の小さくてマニアックな世界を対象にしています。
同じマルチコプターでも、空撮大好き派の方のお口には合わないと思います。(^_^)